マスクの種類について
マスクには大きく分けて、医療用マスク・家庭用マスク・産業用マスクに分けられます。
医療用マスクは医療機関で手術などの際に使用されるサージカルマスクと呼ばれるもの、家庭用マスクは皆さんがドラッグストアで購入されるような風邪や花粉対策として販売されているもの、
産業用マスクは工事現場での防塵目的などで使用されるものです。
ここでは「家庭用マスク」についてご説明いたします。
家庭用マスクは素材や形によっていくつかに分けられます。まず、素材でガーゼを使用したガーゼマスクと不織布を使用した不織布マスクに分けられます。ガーゼマスクは肌当たりが良く、洗濯して何度か使用でき、不織布マスクの多くは比較的バリア性が高く、使い捨てを基本としたマスクです。形は平型と、口元に空間が出来る立体型・プリーツ型に分けられます。
マスクのフィルター性能について
マスクのフィルター性能は、BFEとPFEで表わすことが出来ます。BFEとは「バクテリアろ過効率」のことで、細菌などを含む飛沫を何パーセントカットできるかを示しています。PFEとは「微粒子ろ過効率」のことで小さな微粒子を何パーセントカットできるかを示しています。共に数値が高いほうがバリア性は高くなりますが、マスクと顔に隙間があったり正しく装着されていないと効果が十分に発揮できません。
「空気感染」では空気中に漂う小さな菌やウイルスをカットする必要があるため、「空気感染」専用のマスクを使用する必要があります。
マスクのつけ方・外し方
どんなに性能の高いマスクを着けていても、正しく着脱しなければマスクの機能は十分に発揮できません。正しいマスクのつけ方を知って、しっかり花粉やウイルスをカットしましょう。